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パンソリを学ぶ

沈清歌中 「ペンドギの逃亡」 - 唱/チョ・ソニョ

[ジュンモリ(やや早く)]
居酒屋に入って眠ている時、ペンドギという悪女は居酒屋近く住むめくら中で最も若い盲の黄をだまして居酒屋の別の部屋に連れていって、盲の沈が寝た後で、二人で手をつないで夜中に逃亡した。その時盲の沈は朝寝坊して目をさましたが、いくら手探りしてペンドギがいない。「おーい、ペンパ、ペンドギ! どこに行った?」とあちらこちらを手探りする。

[アニリ]
いくら手探りしても逃げたペンドギがいるわけがない?盲の沈は捜しながら怒って、「ちょっと、主人!主人」「はい!」「そこに私の女房は行かなかった?」「いいえ!」「いや、ここで一緒に寝てた女房が消えたから、どうなってるのか? だから主人が捜してくれないと。」「その女若い盲と明け方出かけると言って行ってしまったよ!」「なんだって?どうしよう、あの女! それは主人が教えてくれないと。五百八十里行ってしまってから今になってそんな話をするなんて」「二人が出かけたけど、そんな事になってるなんて思いますか?誰があなたのようなご老人と夫婦だと思いますか?」「ほんとに、あの女、行ってしまったか!」

[ジンヤン調(ゆっくり)]
盲の沈が驚いて、「やれやれ、この事をどうしたらいいのか、ペンドギが行ってしまったとは。ほんとに、天下の義理もなく、情もない女よ! 最初から捨てるつもりなら、あの時あの場所で言ってくれりゃよかったのに。,数百里他郷へ来てから俺を捨てて、そんなお前に良いことなんかあるもんか、あばた女め! ほんとに天下の悪女め! ペンドギよ、あばよ。前も見えないこの病身の俺が皇城千里の遠い道を空どうやって行けと言うのか。やれやれ、私の運命はいったい。スンイングンは聖人だから目に童子がおられ、,仏様はどんな道術で目が千も持っておられるのか。俺は何の罰が当って片方の目さえも見えないんだ。罪人の星回りだ。」

水宮歌の中の 「鱉主簿兎相面」 - 唱/ホン・ジョンテク

[ジュンジュンモリ]
あれを見ると奇妙な形の動物が座っている。両耳はぴくっそばでているし目はキョロキョロ見回している。腰はすらりとしているし、しっぽは立ている。左は青い山で右は清い川である。隣は大きい松ノ木が垂れ下がっている。そこで遊んでいるウサギをみるとまったくスッポンが知っているウサギである。スッポンが嬉しくてウサギに確認するとウサギも誰かが自分を探しているのをわかっているから自然に興奮する。誰が僕を探しているの、ソブホユが避暑に行こうと誘っているの、スヤンサンにいるベギスクゼが青菜を摘もうとさそっているの、それざないと、ソンジンハサンが素晴らしい自然の観光にいっしょうに行こうと僕をさそっているのか、この大きいな自然のなかでだれも僕に関心をもっている物がなくて無視ばかりしているのに、誰がぼくを先生と呼びながら尋ねているの。あそこ山にいるやもめのウサギが愛に飢えてぼくをさがしているのと言いながらぴょんぴょんと山から降りてくる。

[アニリ]
こうやってぴょんぴょんと降りていくのをスッポンが見てまるで犬が虎をみて体をひれふしてするしぐさをするからウサギがそれをみてあなたはだれですかと聞くと、スッポンがわたしは水の国のビョゥジュブともうしますと答えるとウサギがそれに、ぼくは天上から陰陽を自然にわかって花を分別できるようにいろんな素晴らしいことをするから世のなかで僕はウサギ先生と呼ばれている。スッポンがそれを聞いてウサギをみると言い形も顔も格好いいし足のすんなり、そんな立派な姿勢にスッポンがウサギを偉いだとお世辞を言うから、ウサギは気持ちよくてそんなこともないと言いながら尋ねた。あなたはとうしてこんな世のなかに入ってきたんですか、それにスッポンがこんなにこたえた。

[ジュンモリ]
ゾヨの北側の海とモチャンゴラであるから朝に北海で遊んでも夜になるとチャンオサンで遊ぶことになれているからとこでも行ける。うちの竜王の徳をこうむって八千里をいけるが、でも部下が才がないから補佐ができなくて王様の命令を真心をこめてかしずけるように天下名山を巡ってからとうとう今日、先生に会うことができてこんな嬉しい気持ちは言葉では足りない。とこを探しても先生ぐらい立派なかたに出会うことは不可能だから先生を竜宮に連れていこうとする僕のきもちを理解してぜひ一緒にいくことにしましょう。口をきわめて賞賛するスッポンのことばを聴いたウサギがもちろんきもちはいいけど自分なりの考えもあるから、とうしてあなたはぼくの体が熊より立派で虎よりいいだと思ういますか。それにスッポンは熊のからだ大きいけれでも目は小さくて毛が多くて太陽のちからを受けてないから頭が悪い。虎は勇猛を振るっているが短命だから竜宮には合わない。でもせんせいのからだとことばをみると世界で一番だから誰もせんせいを追い抜くことができない。

[アニリ]
物心がついてないウサギがおとなしく聴いているうちに、このスッポンさんを付いていくことも悪くないけれでも、この美しい山林を去るのはぜったいできないことである。だからそんなことは"でけん"とゆったらそのスッポンさんが山の生活がそんなに珍しくて興味があったらわたしも竜宮に戻らないことにしますから、この世の話を聴かせてください。そしてウサギはむしろ、スッポンさんをここに住むことにしようと決心してここの生活に付いて散々嘘を付け加えて自慢をし始めた。